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 立っている状態、2.9% スライド時、7.9% 走っている状態、10.3%

 これはある研究チームが動作の種類によってミスをする確率が上がるという科学的に検証したデータの一つです。彼らによれば、ミスをする原因は技術的な弱点は稀で、それぞれの状況を克服する際のタイミングの問題であると言っています。
 
 ”タイミング”とは、動作の流れの空間的・時間的・動作の正確性を作り出す要素という。一般的にタイミングとは広い意味で使われることが多いです。要するに”タイミング=動作能力”と考えていいでしょう。
 タイミングに似た言葉で”リズム”があります。”リズム”とはタイミング(動作能力)を構築する能力を言う。

 テニスは常に状況が変化します。大きくリードしていても、ちょっとした事で流れが変わる、という事は良くあります。1ポイント、1球で状況が変化するのです。その状況を理解して対応していかなければポイントを取ることはできないでしょう。相手のボールが短いのか長いのか、あるいは速いのか遅いのか。ショートクロスかストレートか・・・。同じボールは来ないのです。

 上記に記載したデータからプレーヤーは時間的・空間的に余裕がなくなるとミスをする確率が上がることが分かります。体の動きが速くなるに従って適切なタイミング、打球のリズムが困難になるならば、ボールの正確性・ボールの速さで相手からポイントを取ることができるはずです。
 そのためには”タイミング”と”リズム”の違いを理解して、いろいろな状況に対応できる練習をしなければならないと思います。その状況に適した打ち方、体の使い方、フットワークを使い分ける事。

 ”タイミング”は全体的な状況を解決する能力の要。”リズム”はテクニック動作の流れを上手くつかむ能力の要、と彼らは言っています。
 大変興味深い動画を見つけましたので、ご覧ください。

 トッププロたちのサーブ時の体の軸、ボールコンタクトポイントの場所・・・等、わかりやすくラインを引いてその軌道が見てとれます。
 これを見てみるとボールコンタクトポイント時では、体の軸は明らかに横に傾いており、なおかつ前傾姿勢をとっています。必然とボールコンタクトポイントも前になります。これは選手によって様々ですがマレーやフェデラー等はかなり前ですね。(主観で見た結論ですが・・・)
 正直、ここまで前傾しているとは思いませんでした。この動画を使ってもっと研究して見ようと思います。
 今回も動画にて動作の解説をしていこうと思います。


 おなじみのフェデラーの動画ですが、彼の動作でよく言われていることが”ボールを最後まで見ている”と言われています。確かにボールを眼で認識しないことには始まりません。ボールを見ていますが、そこにはまた別の狙いがあると思うのです。

 現代テニスはストロークを打つ際に回転の力を利用して打球しますが、効果的に最大限に利用するためには軸を確立しなければならないでしょう。そのための一つのヒントが、この首と顔の向く方向にあると思います。
 この動作は体がターンした方向とは反対の向きに動いているのが分かります。この二つの反する動作が”軸”を確立すると思うのです。上と下が同じ方向にターンしてしまっては、ターンした動きを止める事はできず、その方向に流れてしまうでしょう。軸は作られず、これでは最大限に回転の力を使えません。股関節から始まる回転の力を上手くボールに伝達させるためには、どこかで支えとなるものが必要と考えます。

 ボールを見るという事は必要ですが、物を認識する時は無意識のうちにできる事であり、ボールの場合でも同じではないでしょうか。初めは意識的に取り組まなければなりませんが、繰り返すうちにその動作は小脳に記憶され、オートマチックに動作することができます。
 動作の一つ一つを細かく見て、また記事にしていこうと思います。
 ここしばらく、サーブについてあれこれと研究していました。色々なトップ選手のサーブモーションを見て、動作を観察して気になった点を実行してみる。地味にこの繰り返しでしたが新たに発見がありました。
 
 まず打つ前のラケット面の向きです。私自身のサーブの動作は、サーブを打つ前のラケット面が”横方向気味”に向いていることに気がつきました。この状態でスイングを開始すると、プロネーション動作をしようにも、腕〜手首の回内の動作が小さくなってしまうのです。ゆえにラケットヘッドスピードを上げる事が困難になるでしょう。加速させるためにはどうしても距離が必要になってきます。
 そのためにサーブを打つ前のラケット面の向きを”ネット方向”にセットすることが重要となってくるでしょう。この時の腕〜手首の動作はスーピネーション(回外)の動作をする事になります。この状態でスイングを開始させると、ラケットフレームが先行されていきます。そしてスーピネーション(回外)された腕〜手首をコンタクトポイントに向けて一気にプロネーション(回内)させていくのです。この初めに逆に捻ったスーピネーション(回外)がポイントです。
 人間の体は伸ばしたり捻られると元に戻ろうとする働きがあることをご存知でしょうか。例えば、自分の腕をを思いっきりどちらかの方向に捻ってみてください。その後に力を抜いてみると自然と腕が戻ってくるのが分かると思います。この働きをサーブ動作に上手く使うのです。
 サーブはプロネーション動作が必須となるとこれまで提唱してきましたが、意識的にプロネーションするというよりは”結果的にプロネーション動作をする”。このとらえ方が重要と思います。そのプロネーションを合理的に、且つ再現性を高くスムーズに行うためには、初めにスーピネーションさせ逆方向に捻らせることがポイントでしょう。

 そして肩の入れ替えをする事でさらにスイングのスピード・大きさが出ます。
トッププロたちのサーブを打つ前のつま先の方向を見てみると、大体の選手が打つ方向に対して逆の方向につま先が向いています。いわゆるクローズに足を設定しています。その状態でトスを上げますが、トスを上げた側の肩の位置にラケットを持っている側の肩を持っていく。こうするとスイングが大きくなり、よりラケットヘッドを加速させるための距離を稼げる事ができます。
 この肩の入れ替えが途中で止まってしまうと、上記で書いたスーピネーション〜結果的プロネーションの動作が最大限に遂行できなくなる。

 スイングを大きくする、距離を稼ぐという事はタイミングが合わせずらかったり、ストロークにおいては振り遅れたりなどと、リスクは当然あるでしょう。しかし一つ上の階段を上るためには必要なものと考えています。自分の力が伝わったもの、意思が伝わった時のショットは格別です。
 フォアハンド・ダブルバックハンド・サーブには”pronation プロネーション(回内)”を使う事は今まで言ってきましたがシングルバックハンド・スライス・バックハンドボレー等もpronationでいいのでしょうか?


 このフェデラーのシングルバックハンドの動作を見てみると、スイング初期ではラケットを持っている掌の向きは、ほぼ地面を向いているのが分かります。
 そこからインパクトする時の掌の向きは、自分の体の方へ向いて、手の甲がネット方向に向いています。つまり腕を外側にひねる動作をしているわけです。フィニッシュでは掌が空を向いている状態になっていることから、明らかにフォアハンドとは真逆な動きをしていることが分かります。フォアハンドでpronationをした時はフィニッシュで掌は地面を向いているはずですから、この動作はpronationではないはずです。

 この動きは”supinastion スーピネーション(回外)”という動作です。上記にも書きましたが、簡単に説明すると、掌を下にして手の指を伸ばした状態のまま腕を前に突き出します。そしてそのまま掌を反対にひっくり返す、この動作がsupinationです。
 シングルバックハンドでは、この動作が必要になります。(軟式テニスではバックハンドはフォアハンドと同じラケット面で打たなければならなく、動作的にはpronationに近くなると思います。)シングルバックハンドはダブルバックハンドに比べて、技術的に多少難しいところが多いですが、その理由として考えられるのが、この動作は日常生活で”引く”という動作で使う時の方が多いためではないかと考えられます。
 例えばタンスの引出しを引くときなどはどうでしょう。無意識に掌が上を向くと思います。場合によっては掌が下を向く時もあると思いますが、無意識に掌が上、または横を向けて引くという事が多いのではないでしょうか。
 
 ボールを打つとなると前方向にスイングしなくては、ボールは飛びません。ここがシングルバックハンドが少し難しいポイントなのではないかと思います。しかしsupinationの動作をもっと研究する事でこれらも解決するものだと考えています。
 バックハンドスライス・バックハンドボレーも同様です。フィニッシュでは掌は上方向は向きませんが、スイング初期〜ボールのコンタクトポイントにかけての動作はsupinationの動作が必要です。動作を正確に知る事でイメージがしやすくなります。
 プロネーションを使った強烈なサーブを実際に見るという事はなかなか無いと思います。今回はサーブ時のプロネーションの動作を見ていきたいと思います。

 ピート・サンプラスのサーブモーションの映像です。英語で解説つきなのですが、英語力が無いため英語が聞き取れないのですが、カーソル等で補足してあるため、ポイントは掴めると思います。(もし英語を聞き取れるならば、理解力はさらに向上するのですが・・・。)
 重要なポイントは手首のスナップでしょう。しきりに”スナップ”と連呼していますが、その動作は、掌を内側から外側へひっくり返すものです。ラケットのエッジをカーソルで示してくれていますので分かりやすいと思います。つまり打ち始める前と打ち終わった後では、エッジがひっくり返っているのです。
 打ち終わった後はラケットヘッドが地面を向いている点、グリップエンドが空を向いているという点もポイントです。

 そしてプロネーションのスイングを後押しさせるために、両足のつま先の向きが横方向からスイングをしながらネット方向に向きを変えています。こうすると自然とジャンプしてしまうのですが、ジャンプする事でスイングスピードを加速する事が出来るものと考えます。このジャンプする動作は人間の自然な動作であり合理的な動作であると言えます。
 
 ここで気がついたのですが、グランドストロークとサーブのプロネーションの手の動作は、ほぼ同じであることが分かるでしょうか。ただ高さが違うために混乱してしまうと思いますが、プロネーション自体の動作は変わりません。グリップは違いますが同じ打ち方です。是非、プロネーションの動作を反復して、身につけてほしいと思います。
 突然ですが、皆さんは水分補給しっかりしてますでしょうか?なに当たり前の事言っているのだと思うかも知れません。しかし水分補給をしっかりやってると思っていてもそうでない事が多いようです。

 実は人間は一日なにも運動しなくても2リットルの水分を失うのです。多くの人は運動しない日でも、500ミリリットルのペットボトル1本飲むだけという人は多いのではないでしょうか。喉が渇いたと思うときは既に脱水状態で、上記の事を踏まえると明らかに足りません。
 そして運動をするとなると水分は更に失っていきます。今の時期ですと2リットルは飲んでしまうでしょうが、人間が水分を吸収出来る最大量は1時間当たり、1〜1.5リットルです。長時間になればなるほど、脱水状態は加速していくのです。ですから水分補給はとても重要なものであるのです。

 運動後も水分をまず始めに取ることをお勧めします。体の回復のためにもこれは不可欠です。運動後に1リットル以上飲むと、翌日の体の調子が良くなります。これだけの量を飲むのは大変ですが、体の回復には効果的です。
 前回に引き続きプロネーションスイングについて。まずはこちらをご覧ください。

 バックスイング完了後、スイングが開始されてた初期段階の掌は上方向を向いているのが分かるでしょうか。ボールのコンタクトポイント前からプロネーションしていき、フィニッシュで掌は下方向に向いています。スイング軌道は手首の位置はほとんど変わっていませんが、ラケットヘッドをグリップの高さよりも下がってスイング軌道が斜め上前方にスイングされています。
 ただ下から上へスイングするだけではスピンだけが掛かって、ボールが前方向に進む推進力を得ることができません。この繊細な動作が大きな武器となるものと考えています。
 ストロークでパワーのあるボールを打つためには色々な要素が必要だが、今回は手首の使い方について。(尚、グリップはセミウェスタングリップで説明して行きます。)

 スピンとスピードを両立するためにはプロネーションが動作として必要になります。例えば、掌を上にむけてそれを下にひっくり返すという動作。これがプロネーションです。
 ではこのプロネーションの動作を使って地面に対して平行にスイングするとどうなるでしょうか。バックスイングが完了してからスイングが開始され地面に対して平行にスイング。この時、ラケットを持った掌をそのままの形を維持して掌からラケットを抜いてみると、掌は上方向を向いています。そしてスピンをかけようとプロネーションの動作をしていき、ボールのコンタクトポイントの所でラケット面を見てみましょう。ラケット面は斜め下方向に向いています。そしてラケットを持っている掌も斜め下方向に向いているのが分かると思います。つまりこれでは過度にスピンがかかり過ぎてネットしてしまう事になります。
 
 今度はプロネーションの動作は同じでスイングする方向を斜め上前方にやってみるとどうでしょうか。ボールのコンタクトポイントの所でラケット面は地面に対してほぼ垂直に向いているのが確認できると思います。
 一見、スイング開始時はラケットが上を向いているのでボールも上方向に飛んでしまうと思うのですが、コンタクトポイントではラケット面が垂直になるのでボールは前方向に飛んでいくのです。このスイング軌道がプロネーションを使って効果的にボールにスピンとスピードを与えるものと言えるでしょう。そしてこの動作をするためには、ラケットヘッドがボールの下からスタートしなければなりません。手首の高さはほぼ変わらずにヘッドを下げてプロネーションをしていきます。
 
 肩口に高く弾んだボール、あるいはサービスライン付近にきたチャンスボール等は地面と平行にプロネーションスイングするのが効果的でしょう。ベースライン付近の深いボール等のボールは斜め上前方のプロネーションスイング。これらも以前から言っているようにシチュエーションによって打ち方を変化させるものです。
 
 前回の記事で、単糖類は糖代謝速度が速いと書きましたが改めて調べたところ、少し訂正します。
 単糖類において糖代謝速度が速いものは、麦芽糖・ブドウ糖で100%〜110%の糖代謝速度が確認されている。その他の蔗糖(50〜59%)・乳糖(30〜39%)・果糖(20〜29%)となっており、中間〜遅い速度となっているようです。
 食品を選ぶ時、栄養面を考えて自分の体を自己管理する事で、パフォーマンスが良くもなり悪くもなります。栄養面も考えて日々の生活から取り入れてみてはいかがでしょうか。